トルコのヨーグルト

ヨーグルト大国、トルコ

こんにちは、トルコ料理マニアのトラン綾子です。

世界三大料理の一つに数えられる「トルコ料理」。
そのトルコ料理に欠かせないものといえば、やはり「ヨーグルト(yoğurt)」ですね。

知っていましたか?
ヨーグルトという単語は「トルコ語」だってこと。

トルコでは「ヨーウルト」と発音します。

トルコ語の「ヨールマック」という動詞(濃度を濃くする、固める)という意味の単語が派生してできた呼び名です。

日本でプレーンヨーグルトのパッケージといえば、昔は500グラムのパックが一番多い感じでしたが、ここ数年で各社とも量を減らして400gパックとかが多くなってしまい、憤慨している私です。

トルコでは、1.5キロくらいはありそうな巨大なバケツのような容れ物に入って売っていたりしますね。もちろん、家庭でも手作りしている所も多いです。

私のお店、トルコ料理アセナでも、市販のヨーグルトは使わず私トランが自宅でせっせと手作りしております。

「ブルガリアヨーグルト」、「ギリシャヨーグルト」だの「ジョージアヨーグルト」だのトルコの近隣諸国のヨーグルトばかりが注目を浴びていますが、

元はトルコなんだよ!!

と声を大にして言いたいので記事にしておきたいと思います。

トルコでのヨーグルトの食べ方

まずトルコではヨーグルトをデザートとして食べることはほとんどありません。

煮込み料理に添えたり、揚げ物にソースとしてかけたり、ケバブの下味に使ったり、スープに入れたり、塩入りのヨーグルトドリンクとして飲んだり・・・主に料理に使われます。

トルコ料理って日本ではよく「エスニック」のジャンルで括られることも多く、何だか「スパイシーで辛い」というイメージを持たれることがあります。

スパイスは確かによく使いますが、実は食べてみると辛い料理はあまりなく、マイルドなメニューが多いです。スパイスの使い方も、ガツンと風味が前面に出るようなものではなく、日本人にもとっても食べやすい料理なんです。

その秘密は、やはりヨーグルトを食材、調味料として使うことによって、味がマイルドになったり、お肉が柔らかくなって臭みが取れたりと、トルコ料理のまろやかで優しい味わいを決めるカギとなっていると思うんですね。

今回は、トルコ流のヨーグルトのおいしい食べ方をご紹介致しますね。

「トルコの美味しい水切りヨーグルトの作り方」

水切りヨーグルトのことをトルコ語で「スズメヨーグルト」と言います。
スズメといっても鳥のことじゃありませんよ。

「SÜZME YOĞURT」といって水切りヨーグルトのことをそう呼びます。ヨーグルトの水分を切ると、濃厚でマイルドな味わいになります。

「でも、水切りってどうやってやればいいの?」

そこで、ご家庭で出来る、とても簡単で衛生的な作り方をご紹介しますね。


まず、マグカップにコーヒーフィルターをセットします。
そこに、プレーンヨーグルトをこぼれない程度に入れます。


お好みによりますが、最低2時間は置いておきましょう。(夏場は冷蔵庫内で水切りさせてください。)
下のマグカップに、ヨーグルトの水分が落ちていきます。


3時間くらい置いたものがこちらです。
水分が抜けて、しっかりと固さのあるヨーグルトになりました。大体、半分くらいの量になるのが目安です。


マグカップにたまったヨーグルトの水分は、ホエー(乳清)といって、乳酸菌など栄養がたっぷり詰まっています。捨てずに飲んでみて下さいね。酸味があって飲みにくいですが、慣れます。
お通じもよくなりますよ。

コーヒーフィルターに残ったスズメヨーグルトは、酸味が抜けて濃厚なサワークリームやクリームチーズのような味わいになります。そのまま食べてももちろん、ビーフシチューやカレーに添えても大変美味しいです。

また、チーズケーキを作る時は、クリームチーズ使用量の何割かをこのスズメヨーグルトに代えると、ヘルシーでさっぱりとしたケーキに仕上がりますので、ぜひ試してみて下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
トラン 綾子
静岡県熱海在住。2003年より東京赤坂トルコ料理アセナの経営に携わる。現在は熱海市に移転。トルコ料理の研究がライフワーク。「日本ではあまり知られていないトルコの食文化」をお店やブログ、メディア等を通じて広くお伝えしていくことを使命とする。 店舗経営者&デザイナーとしての経歴を生かし、ワードプレス、名刺、チラシ、LP制作などが得意です。このサイトでは、集客のヒントや自分の好きなジャンルについてわかりやすくお伝えしたいです。

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