こんにちは、トラン綾子です。
昨年から私にゴアトランスのリバイバルブームが起こっています。
その昔、1996〜97年くらいが一番ゴアトランスを聞いていた時期。
今ではゴアトランスの大御所と言われるAstral Projection、The Infinity Project、ドラゴンフライレコードの「Order Odonata」シリーズが好きで聴きまくっていました。
アマゾンで調べると、昔どハマりしてよく聴いていたゴアトランスのコンピレーションアルバムが300円くらいで投げ売りされていたりするので、興味のある方は探ってみることをおすすめします。
アマゾンプライムでゴアトランス聴き放題
アマゾンプライムに加入していると、「Amazon music」でいろんなジャンルの音楽が追加料金なしで聴き放題になります。
その中で、ゴアトランスやサイケデリックトランスもいっぱい含まれているので、めちゃくちゃおすすめです。
毎日日替わりで聴いても大丈夫なほど、たくさんのトランスを聴くことができるんですよね。
検索窓で「goa」とか「goa trance」とかワードを入れてみると、たくさん出てきますよ😊
その中で、出会ったのが「sonic elysium」です。
初めて「Mahaon」を聴いて、すぐに彼らの音楽の虜になりました。
ゴアトランスとか、サイケデリックトランスって、なんとなく聴いていると全部同じような感じに聴こえてきて飽きてきたりするんだけども、彼らの音楽はすごく個性があるので惹きつけられました。
私の勝手なイメージですが、極寒のロシアの薄暗くて冷た〜い雰囲気です。
陽気でノリノリ♪とかでは決してありませんよ!!
全体の曲の雰囲気として温かい感じは全然ないんだけれど、すごく詩的だと思います。
決して無機質ではないよ。
ロシアというと、ダークサイケのグニョグニョした感じのをイメージするかもしれないけれど、彼らの音楽はとっても叙情的です。
彼らについてもっと情報はないものかと、すぐに「sonic elysium」についてググってみるものの、彼らについて書かれた日本語のページはほとんど見つからず・・・
あとは英語とかロシア語とかばっかりで全然わからないんですよね💦
もともと、サイトランスという音楽ジャンル自体がマイナーってのもあると思うけれど、日本でだーれも「sonic elysium」について書いている人がいない…ってのも寂しいし、本当に素晴らしいなぁと思うので彼らについてなんか書かなきゃ!!と思いました。
調べたところ・・・
「sonic elysium」は、ロシア出身のAlexey’LSB’Mamzelevと、Igor’Gorby’Gorbachevと共同で設立されたプロジェクトである。
ジャンルとしては、「サイケデリックトランス」に分類されるんだろうけれども、「ゴア」とか、「サイケ」、「フルオン」とかそういうジャンルで分けることができないなぁと感じました。
それぞれのサブジャンルの良さ、エッセンスが散りばめられていると感じます。
サイトランスはものすごく細分化されたジャンル分けがあって、もともとゴアから入っていった私にはあまりにも細かすぎてわからないというのもあるけれどね。
「Mahaon」は、最初のイントロから惹きつけられますね。
何かが起こりそうな不穏な物悲しいメロディーが連なって、どんどん続きが聴きたくなります。
1:30からの主題となるメロディーが出てきます。後半になるにつれての盛り上がりも素晴らしいと思います。
曲目:
1. Shape Shifter
ホーミーのような男声のサンプリングが印象的です。最初聴くとトランスぽくないんですが、後半につれて盛り上がっていく曲構成がgood。彼ららしい切ないメロディも。
2. Skazka
はじめはおとなしいかなと思って聞いていると後半爆発していきます。フロアでかかっていたらめちゃくちゃ盛り上がるだろうなぁと思います。
3. Mahaon
アルバム名にもなっている彼らの代表曲。この曲を聴いてファンになりました。
4. In the Fog
5. Coraline
6. Autumn Waltz
こちらも後半のめくるめく音の展開が素晴らしいですね。
7. Apocalypses
8. Clepsydra
この曲もやっぱり後半からがいいですね。盛り上がります!
9. Winter
ヴィヴァルディの「四季」の冬をモチーフにしています。
サイトランスとクラシックの融合でこちらも大好きです。
誰かフィギュアスケートで滑ってくれないかしら〜と思ってしまいますね。
アマゾンプライム会員なら、このアルバムが全曲聴き放題なので、是非一度聞いてみてほしいです。
「Sonic Elysium」はこんな人にオススメ
メロディのあるサイケデリックトランスが好きな人
「Celestial Intelligence」とか最近のゴアが好きな人にも
単調なサイトランスに飽きた人